
どこでもインターネットを使える便利なポケットWiFi、その使い方を知りたくありませんか?
設定など難しいイメージを持っているかもしれませんが、実はそんなことはなく数分で使えるようになります。
本記事ではポケットWiFiの具体的な使い方を画像付きで解説します!
またインターネットにつながらないときの対処法もお伝えするので参考にしてください!
利便性だけでなく高いセキュリティもポケットWifiの特長です!
目次
ポケットWiFiの接続設定方法と具体的な使い方を解説!
ポケットWiFiの「設定方法」と「使い方」を次から解説します。「ルーターやWiFiなどの言葉を聞くと素人でもできるのかな?」という不安もあるかと思います。
しかしその心配はありません。誰でも簡単にすぐ使えるので参考にしてください!
ポケットWiFiの接続設定方法を解説
次からポケットWiFiの接続設定方法を順番に解説します。特にポイントとなるのは「SSID」と「パスワード」の入力です。各手順は写真付きで解説しているためわかりやすいと思います。
ステップ1:SIMカードを挿入!

まずは端末に「SIMカード」を挿入しましょう。SIMカードはインターネットにアクセスする際必要なもので、ユーザーを管理するための識別番号や電話番号などが登録されたICカードです。
レンタルポケットWiFiで端末を借りるとすでに本体にSIMカードが挿してあるケースもありますが、そうでない場合は自分で端末に挿入してください。
画像はポケットWiFiの501HWです。SIMカードの挿入口は背面の蓋を開いたバッテリーの裏にあります。挿入口は機種によって異なるのでわからないときは説明書を確認しましょう。
SIMカードはとても小さいものなので無くさないように、また傷が付かないよう大切に扱ってください。
ステップ2:ポケットWiFiの電源を入れる!

SIMカードを挿し終えたら次は「電源」を入れましょう。また事前に本体のバッテリーは充電しておいてください。
電源の場所は製品によって異なりますが501HWは画像のように端末上部にあります。ちなみこちらの機種の電源は3~4秒長押ししないと入りません。
電源ボタンを押しても反応がないようなら一度充電してその後再び試してください。
ステップ3:接続する機器のWiFi設定をオンにする!

利用したい機器(スマホやタブレットなど)側の「WiFi設定」を有効にしましょう。これがオンになっていないとWiFiは使えません。設定方法は機器によって異なります。
画像はiPhoneのWiFi設定画面です。赤丸の箇所をオンにするとWiFiは有効になります。設定画面の「Wi-Fi」項目から行えるので試してみてください。
ちなみにAndroidも設定画面内の「ネットワークとインターネット」からWiFiを有効にできます。
ステップ4:ポケットWiFiのSSIDとパスワードを確認する!

「SSID」とはアクセスポイントの識別名です。機器側でSSIDとパスワードを入力するとWiFiはつながります。どちらもWiFiルーター本体に記載されているケースが多いです。
もしくは画像のように端末内の「SSID」の項目でも確認できます。SSIDはネットワークにアクセスするために必要なものです。しっかりパスワードも確認したら次のステップに移ります。
ステップ5:接続する機器でSSIDを選択しパスワードを入力!

最後に調べたSSIDおよびパスワードを使ってネットワークにアクセスする設定を行います。インターネットにアクセスしたい端末のWiFi設定画面を開きましょう。
そこで調べたSSIDを見つけて選択してください。パスワードの入力を要求されるので調べたものを入力します。これでインターネットへの接続設定は完了です。
特別難しいことはなかったと思います。
ポケットWiFiの具体的な使い方を解説
ポケットWiFiがあるとどのような用途で使えるのかその具体的な使い道を次から解説します。特に屋内・屋外でインターネットが利用できるメリットは大きいです。
スマホに接続し動画視聴やゲームを楽しめる!

ポケットWiFiならスマホに接続しYouTubeなどの動画視聴やオンラインゲームを楽しむことができます。
LTEに対応したポケットWiFiの最大速度はたとえばどんなときもWiFiなら150Mbpsです。
最大速度は理論上の数値ですが10Mbps~20Mbpsの速度が出ていれば問題なく動画の視聴はできます。ちなみにYouTubeやNetflixの視聴には最低500kbpsの速度が必要です。
オンラインゲームも1Mbps以上出ていれば遊べます。ポケットWiFiは現代の生活に不可欠なインターネットを快適に利用する上で役立つものです。
外出先でも動画やネットサーフィンができる!

ポケットWiFiがあれば屋内だけでなく屋外でもインターネットを利用できます。例えば電車の中や喫茶店、学校などです。現在増加傾向にあるテレワークにも最適です。
ただし屋外ならどこでも使えるというわけではなく、サービスエリアは決まっているためその点注意してください。
大容量に対応した製品や料金プランを選べば時間を気にせず快適にインターネットを利用できます。
屋外での利用の際は端末を持ち運ぶ必要がありますが、名前の通りポケットに収まるサイズの小型ルーターなので面倒ではありません。出張や旅行のときも役立ちます。
場所を問わずインターネットを使いたいと思うならポケットWiFiをぜひ利用しましょう!
1台で複数の機器を接続できる!

ポケットWiFiは1台で複数の機器を接続できます。製品によって対応する数に違いはありますが10台前後と考えてください。
友達と集まってオンラインゲームをしたり、家族みんなでタブレットやスマホなどを使用したいというときポケットWiFiは便利です。
ただし決められた同時接続台数を超過すると通信が不安定になる場合もあるため注意してください。あらかじめ何台まで接続できるのか製品のスペックを確認しておきましょう。
今後インターネットにアクセス可能な製品はますます増えるため、複数の機器が利用できるポケットWiFiはおすすめです!
ポケットWiFiが接続できない!つながらないときの5つの対処法!
ポケットWiFiの調子が悪くなかなかインターネットに接続できないと感じるときもあるかもしれません。そのようなときは落ち着いて上の内容を試してみてください。
各内容の詳細を次から解説します。
本体を再起動してみる!

ポケットWiFiが接続できないと感じたときはまず本体を「再起動」しましょう。ルーターに限らず機器のトラブル時再起動は有効な手段です。再起動を行うとメモリの状態が一旦リセットされます。
長時間使用しているとまれに動作不良を起こすケースがあります。ポケットWiFiを再起動するには一度電源を切ったあと、しばらくして再び電源を入れるだけです。
再起動は簡単にできるため、いつもより速度が遅いと感じるときや感度が悪いと感じたときは試してみてください。
タブレットやPCなどを再起動する!

タブレットやPCなどの機器側で「再起動」するのも調子が悪いときに有効な手段です。ポケットWiFiだけでなく接続機器側でトラブルが起きている可能性も否定できないからです。
一度再起動を行いリフレッシュすることで再び快適に通信できるようになる場合もあります。
PCはつながるけどスマホだとつながらないといった場合はスマホの故障が考えられます。問題の切り分けができるためぜひ試してみてください。
使用する場所を変えてみる!

ポケットWiFiや接続機器を再起動しても状況が改善しない場合はポケットWiFiの「使用場所」を変えてみてください。
例えば周りでスマホを利用している人が多い環境だと電波が輻輳しつながりにくくなる場合があります。輻輳はつまり電波が混雑している状況です。
満員電車やお祭り、花火大会など人が密集する場所は特につながりにくいです。輻輳以外にも使用している場所がサービスエリア外のため通信できないということも考えられます。
まずはその場から離れて問題が解決するか確認しましょう!
機内モードの設定を確認する!

機内モードがオンになっているとスマホやPCはインターネットにアクセスできません。一旦設定をチェックし機内モードが有効になっている場合は解除してください。
問題が改善する場合があります。またスマホやPC側も機内モードに設定されていないか確認しましょう!
セキュリティソフトの設定を見直す!

ポケットWiFiがつながらないときは「セキュリティソフト」も疑ってみてください。
サイバー攻撃の被害からPCやスマホを守ってくれる心強いセキュリティソフトですが、WiFiがつながらない原因となる場合もあります。
特にファイアーウォールの設定が原因でネットにつながらいというトラブルは少なくありません。
セキュリティソフトが原因と考えられるときは設定を見直してみるか一度機能を停止してみてください。問題解決につながる場合があります。
ポケットWiFiの気になる速度やセキュリティの高さを解説!
この項目ではポケットWiFiの「通信速度」や「セキュリティ」について解説します。どちらもはじめてポケットWiFiを使うなら気になるところだと思います。
次からひとつずつ解説するので参考にしてください。
ポケットWiFiの通信速度を解説!
下り | 上り | |
---|---|---|
1回目 | 27.13Mbps | 5.91Mbps |
2回目 | 29.08Mbps | 13.31Mbps |
3回目 | 13.08Mbps | 14.32Mbps |
4回目 | 16Mbps | 13.85Mbps |
5回目 | 14.1Mbps | 14.07Mbps |
6回目 | 12.59Mbps | 8.89Mbps |
7回目 | 14.45Mbps | 13.77Mbps |
8回目 | 15.19Mbps | 14.18Mbps |
9回目 | 13.47Mbps | 14.08Mbps |
10回目 | 15.09Mbps | 12.13Mbps |
平均値 | 17.01Mbps | 12.45Mbps |
ポケットWiFiの実効速度を計測しました。回線はSoftbank 4G LTE、測定日時は土曜日の午前10時です。
比較的混雑の少ない時間帯で平均速度は下りが17.01Mbps、上りは12.45Mbpsという結果でした。
思ったよりも遅いと感じたかもしれませがポケットWiFiの実効速度は概ねこの感じです。モバイルWiFiの通信速度は使用する環境や電波状況に左右されます。
決してポケットWiFiは遅いわけではありません。そもそもYouTubeを視聴するのに最低限必要な速度は下り1Mbps程度です。
ネットサーフィン、音楽視聴などほとんどのコンテンツは不自由なく利用できます。
ポケットWiFiのセキュリティの高さを解説!
- WPA2による暗号化のため盗聴はないに等しい!
- 公衆無線LANより安全!
- 複数人で共有しても情報は漏れない!
場所を問わず便利に使えるポケットWiFiですがその分セキュリティも気になるかもしれません。しかし上の理由のため心配はいりません。
最近のポケットWiFiは通信の暗号化に「WPA2」を採用しています。これは従来の暗号化と比べてほぼ解読は不可能なものです。
近年より強固なWPA3も登場しますますセキュリティは高くなっています。
またポケットWiFiは公衆無線LANと比較しても安心して使うことができます。公衆無線LANは無料で使用できるため便利なのですが、一方でセキュリティ対策が甘いのがネックです。
ポケットWiFiは複数人で共有してインターネットを使う場合でも、閲覧履歴が残らないため外部に情報が漏れることはありません。
ポケットWiFiの使い方に関する3つのFAQ
ポケットWiFiの使い方に関するFAQを3つまとめました。どれも質問される頻度の多いものなので参考に知っておいてください。次からひとつずつ解説します!
ポケットWiFiの使い方まとめ!
- ポケットWiFiの設定のポイントは「SIMカード」と「SSID」の確認!
- ポケットWiFiがあれば動画やオンラインゲームも楽しめる!
- 調子が悪いときはまず「再起動」をする!
今回はポケットWiFiの使い方にテーマを絞ってお伝えしてきました。難しいイメージを持っていたかもしれませんが、意外にも簡単に使えるということがわかったと思います。
基本的にはSIMカードを挿入しWiFi設定に必要なSSIDを確認し、利用する機器側でパスワードを入力すればインターネットを利用できます。
ポケットWiFiなら動画視聴やオンラインゲームも快適に楽しむことができます。つながらないと感じたときはまず本体を再起動してみてください。
ポケットWiFiの使い方で迷ったときは改めて本記事を読み直してみてください!